今週の定休日はおベンキョー三昧!?^^久しぶりに栃木レザーさんへお邪魔して参りました☆
6日月曜日~
さて、この日も靴作り。
この日の作業は出し縫い作業。
本底貼り終わりましたんで、ステッチがくるところに溝を掘りたいので印を付けまして~
ガリガリと。
今までの靴はドブ起こしといって、本底のギン面を1ミリくらいの厚みで薄く切れ込みを入れてめくりあげたあと、溝を掘る というムズカシイ技法で取り組んでおりましたんで、実際こうやって見える状態で溝掘るのは初。
溝を掘ったのでウエルト側から穴を開けます~
裏面というか底面、ちゃんと溝に穴が来るようにっ
数個穴開けては縫って~と進めるのが普通なんですが、コテージは財布とか作るとき全部穴開けてから縫製するので、靴もそんな感じで先に全部穴開けちゃうっ
開けたら縫いますよ~っ
グルっと一周縫って完了☆
今回のこの靴はラバーソールにするのでヒールの積み上げとかが無く、もうすぐ完成しちゃいます♪
とはいえ、もう片っぽ出し縫いが残っているのでまだ作業は続きます~
ちなみにここまでの工程が同じでこの出し縫い作業を機械縫いした場合、九部仕立て と言われてたりします。
お家に帰ればニャンタとマーブルがくっついてるんだか離れてるんだか。
そして、次に日火曜日~
天気が良くて良かったっ
この日は久しぶりに栃木レザーさんにお邪魔して参りました^^
チャイマンレザーのモリー君を連れて行かなくちゃってことで彼が独立するちょっと前から段取り組んでくれるように頼んでいたんですが、コロちゃんの影響や工場も代理店さんもご多忙でしたんでナカナカタイミング合わずでして~
ようやく実現☆
ってことで、いきなりグロ目!?な皮で失礼しまして~
折りたたまれた毛が付いたままの皮たち。
たたまれた状態から水やら何やらで元に戻して~
急な日程だったので、生徒さんには声かけられませんでしたが、S君はタイミング良く同行することが出来ましたんで一緒に行きまして^^
S君がレベルアップしてくれると、モリー君や他の生徒さんへの影響もデカいんで頑張っていただきたいところでございます^^
さてさて、鞣しの工程ではローラーかけて余分な肉片を落とす作業。
そしたら、石灰水に付け込んで毛を無くす工程。
毛がなくなった皮を奥のドラムで中性に。
そして、ここが栃木レザーのキモともいえるピット槽。
濃度の異なる植物タンニンエキスの入った槽に順繰りに付け込んで鞣して行きます。
世界最大級のピット槽は圧巻です。
都内のタンナーさんとかにも行ってみるとその差に驚きます。
見学もボケっとしてると大惨事です^^
そして、こちらはコテージの使う多脂革のためのスペシャルゾーン☆
多くの手間と時間が費やされて革を作っていただいております。
タンニン槽から上げて皮から革になったところで洗って絞って~
伸ばして整えて~
厚みを調整して~
途中タンニンってるところも覗いたり。
秘伝のレシピ^^
色付けたり
柔らかさを調整したり
干したり
干したり
伸ばしたり
干したり
干したり
この規模は本当に圧巻です。
1枚1枚手作業で大変な作業でございます。
柔らかさを調整したり
色付けたり
色付けたり
そして完成したのがこちら~
本当に手間暇かけて作ってくれてます。
そんな素晴らしい素材を我々作り手が粗末に扱うことの無いようしっかりものづくりに励んでいかなければなりません。
新しくなったパンフレットも頂いてまいりましたので、教室スペース等で是非ご覧になってくださいね^^
いやはや、これでコテージレザークラフト教室としてモリー君への教育は一通り終わり^^
革細工屋さんとしての最低限の技術と知識、仕入先と関係各所への繋がり等々、伝えられることはすべて伝授完了~
ってことでコテージが居なくなってもナントカ一人でやっていけることでしょう。
これからはコテージ以外の方々とコテージと繋がりのない方々ともたくさん繋がってたくさんのコトを吸収してドンドン羽ばたいていってもらいたいと思います。
見学終わって3人でご飯食べて解散した後はYとちょっと買い物行って。
ずーーーっと欠品していたお気に入りのタオルが再入荷してたので多めに買って帰って来て、部屋にポンっと置き去りにしてたらコロンが袋に入ってぬくぬくと、、、
新しいタオルのフカフカは気持ちが良いもんね^^
そんな定休日でしたー
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